先日、エステで働く方の施術をさせて頂く機会がありました。
わたしのブログを、旧ブログの頃から読んでてくださり、
いつかお会いしたいと思ってくださってたようで、、、

いま行かないでどうする!と思ったそうです。

ありがとうございます^_^

よく頂く質問が、
「人の体に触れて施術するんだから、邪気を受けることも多いでしょ。」
というもの。

そりゃ影響はあります。
負担もあります。

でもそれは、施術業に限ったことではなく、
どの分野にも、その分野を極めていれば、
それによる影響はあるとわたしは思ってます。

そして、わたし自身、一番気をつけているのは、
施術で受ける邪気をどうするかよりも、
施術に使用している商材(クリームやオイルなど)の過剰摂取。
それによる内臓疲労のほうが、よっぽど恐ろしいです。

施術中に薄いグローブを着用するのもその理由。
手の平から入ってくるんですよ、
使用したオイル類が、相手の老廃物と皮膚で出会ってね。

たまに施術するだけなら素手でもいいと思いますが、
毎日、毎日、毎日続くものなら、
次第に少しずつ蓄積していってしまうから、
ずっとこの仕事を続けていこうと思っているのなら、対策はしていかないと。

先日、来て頂いたエステの方の手も、
皮膚がとても硬くなっていました。

筋肉は柔らかいのに、表面の皮膚が硬いのです。

硬いながらも、柔軟に動けますから、
その硬さが、ご本人様にとっての「普通」でもあったので、
柔らかくしようと言われても、ピンと来ないお話だったかもしれません。

硬い皮膚は、乾燥しやすいです。
だから、頻繁に保湿もしているそうですが、
保湿した時はいいけれど、またすぐに乾燥してしまうそう。

そしてまたクリームを塗る。。。。

仕事でもクリームやオイルを使い続けている。。。

気に入って使っているクリームがあるのなら、
否定もしたくないのですが、
ずっと同じ悩みがずっとずっと続いているのなら、
ちょっと考え直してみない?と、言葉を選びながらお話をすすめてみました。

クリームといえば、水と油が練られたものですよね。

水と油は、普通は混ざりません。

クリームの乳化が強ければ強いほど
とろっとしていて伸びが良いです。
乳化のために使われてるものが強くなければ、とろっとすることはないんです。

塗布した時はいいけど、またすぐに皮膚が乾いてしまうのは、
クリームに内包されている水分が皮膚から蒸発してしまうことによって
肌のバリアーも奪われてしまってるってこと。

ですから「治したい」のであれば、
出来るだけ乳化の弱いものを使用するようお伝えしています。

ただね、、、なかなか難しいですよね。

乳化の弱いものは、皮膚への負担は少ないですが、
長期保存が出来ません。
分離してしまったり、固まってしまったり。

それでもわたしは固めのクリームを薄く薄く何度も重ねながら
しっとりするまで使うほうが好き。

手間はかかりますが、それは皮膚そのもののためというよりも、
そのほうが、体が(全身が)ラクチンに感じるからなんです。

瞬時にしっとりする、とろ~り系のクリームも良いですが、
それによって皮膚の水分が奪われ続けていくと、
皮膚は次第に硬くなっていってしまいます。

硬い皮膚は呼吸が出来ません。

皮膚呼吸が妨げられた状態で、
何かを食べたり、塗ったり、
良かれと思って何かを体内に吸収させていっても、
体のほうではそれをスムーズに分解することが出来ず、
体のどこかに蓄積していってしまうんですね。

皮膚は汗も出せるところ。
特に手足の皮膚は、出口なんですよ。
そこが塞がれてしまうということは、中に蓄積するということ。

蓄積したものは、コリとなっても現れてくることもあります。

それによって、肌もくすんできてしまいますし、
体も疲れやすくなっていきます。


わたしも、化粧品を販売している立場として思いますが、
肌のことを本当に考えて商品が出来上がるということは、
本当に本当に大変なことなんだと思います。

分離しやすいものなんて、消費者さんは誰も喜びませんよね。

じゃ、すべてを網羅して納得いくような商品を作るとなると、
コストも高くなり、消費期限も短いでしょうし、
儲からなくて続けていけない、なんてことにもなるでしょうし。

健康・美容に関する商品は、世の中に山ほどありますが、
どれが良いです、どれが悪いですというお話ではなく、
自分のカラダに合っていて使いやすいかどうかに焦点をおくことが
やっぱり大切なんだと思ってます。

乳化力も、どこからどこまで自分のカラダはOKなのか、
自分で自分のカラダを知っておくということも大切な前提。

内容成分の表示を見ても、
その内容配分が実際にどの程度なのかは
使ってみなければわからないものです。

乳化力がどのくらいのものなのかを調べたければ、
単純にクリームに水を入れてあげると、ある程度のことはわかります。
瞬時に綺麗にしっとりと混ざるのか、やや分離しながら混ざるのか。。

とにかく、自分のカラダで感じていくことが一番大事。
皮膚は内臓の一部と同じようなものなんです。
皮膚に出ているものは、内臓にもあると思っていいくらい、
カラダの中身を表しています。

カラダの内面からのケアが、皮膚にも一番最優先!

だからこそ、何を使うにしても、
見た目の皮膚のしっとり感だけで判断するのではなく、
「カラダは楽かどうか?」をしっかり感じて頂きたいし、
どのようにカラダを感じていったらそれがわかるようになるのかを
講座の時にも指導させて頂いてます。

カラダがいつも疲れやすい方は、
クリームを選ぶ時は出来るだけ水分が少ないものを選ぶと良いと思います。
もちろん、使ってみても心地良くないなら使わないほうがいいわけで、
自分のカラダにはどうか?という視点で選んでみてくださいね。

これは、オイル選びにも同じことが言えます。
●●オイルがいい、▲▲オイルだったら大丈夫、
というのはないです。


成分よりも、内容よりも、

自分のカラダはラクかどうか?

を大事にしてほしい。

そこ大事に出来れば、内臓も十分休まりますし、
硬くなった皮膚も少しずつ柔らかく整ってきます。

そこ大事に出来れば、お客様へ施術する時も、
お客様のカラダに起きていることがわかるようになってくると思います。

化粧品も、
水も、
食べ物も、
色々なもの、すべて同じ。

(^_^.)