久しぶりに酸素の少ない所へ。
富士山見守り隊の活動と応援のために、一年ぶりに「わらじ館」へ。

わらじ館のクローラーに乗せて頂き、
スタッフの皆様とともに、ブル道から上がりました。

登山道をトボトボ歩行でわらじ館に向かう時は、
わたしの速度で、御殿場口から約360分かかります。

時間はかかっても、確実に高度順応出来るペースです。

ところが、
クローラーに乗って行くと、約90分で到着してしまう( ̄0 ̄)

ぶぃーんと一瞬で到着してしまいました。

富士山見守り隊の活動のご迷惑にならぬよう、
高山症状が一番心配だったので、
到着してすぐに無駄にはしゃいだりしないように気をつけました。

いつも以上に、カラダを観察しながら
過ごしていたのですけど、、、

やはり、酸素が薄いっていうのは、素晴らしい側面もあることを再認識!


酸素が薄いので、、、

呼吸をしているだけで、
水分が抜けていく。

少ない酸素を全身に使わなければいけないので、
カラダのほうでは、綺麗に配分出来るように、

全力でカラダを支えようとしてくれている。

これしか酸素がないのか!
ってことになると、

全力で代謝を上げていくんですよ、カラダのほうは、勝手に。

だから、、、
食べても食べても、出て行ってしまうんです笑

標高の高い山小屋で働いている人のお話を聞いていると、
1シーズン終えると、普通に体重が落ちている。と仰る方が多いです。

登山者の場合は、歩きながらエネルギー補給しますから、
使ってるエネルギー以上のカロリー摂取になることも多いのか、
登山でダイエットなんて無理なお話ですが、

そこに日常の仕事のすべてがある方にとっては、
普通の動きしかしてないのに、
大量のエネルギー消費が発生しているのですから、
生きているだけでダイエットなんですよねえ。


今回は、わたしは、お布団を干したり、
炊事を担当したり。

最小限の動きで、スローペースで動いていたにもかかわらず、
ちょっと急ぐと、息が上がる。

自分の足を使って登山して到着した時とはまるで違う体感だったので、
少しの間、戸惑いましたが、
一晩眠ってからは、すっきりとクラッチが合った感じになりました。


カラダの動きも、変化があるんです。

普通に呼吸している時は、
肺の周辺が上下に動くような感じなのに、

酸素が薄い時は、
肺の周辺が左右に開くように動く感じになる。
背中にエラがついたのかと思うくらい、左右に動くんです。

少しでも多く酸素を取り込もうとしてるんだなって思うんです。

何も言ってないのに、
空気が薄いことを察知したとたんに、
カラダは勝手にこのように切り替えていくって凄いです。

だから、富士山では酸素缶は吸わないほうがいいとわたしは思ってる。

薄い酸素でも大丈夫なように
カラダが自然に順応しようとしているところに、
海抜0メートルの濃厚な酸素を注ぎ込んでしまったら、
とってももったいないの。

なかなか順応出来ず、
酸素缶がないと、これ以上は無理ですという時は、
迷わず下山したほうがカラダのためでもあると思ってる。

順応させながら、少しずつ少しずつ距離を伸ばせればいいと思うんです。

わたしも途中まで下山してから登り直した事があります。
遠回りなようで、結果、そのほうが安全で確実でした。

今は、目的地までほぼノンストップで歩けるようになりましたが、
酸素量の変化によってカラダの動きが変わってくるのを何度も体験し、
歩き方の練習というよりも、
カラダの扱い方の練習を重ねているほうが多いです。


体質によって、合う食べ物や食べ合わせが異なるように、
酸素量も、ちょうどいい量がそれぞれあるのだと思います。

自分のカラダは、自分にしかわからない・・・!!!


久しぶりの「わらじ館」、
館長も皆様もお元気そうで本当に良かった。

クローラーで下界と天空を往復し、
この標高差と気温差を、頻繁にやっていると、
カラダにどれほど負担がかかるものなのかも実感しました。


山小屋の宿泊料金、もう少し高くても良いのでは個人的には感じています。
命がけなのですから・・


そして、「山小屋支援プロジェクト」クラウドファンディングの結果が
発表されていたので見に行ってみたのですけど、
わらじ館は、富士山の山小屋の中で、
ダントツ突き抜けた金額が集まっていました。

わらじ館は、ファンが多いからわたしも嬉しかったです。

山小屋支援プロジェクトは終了してしまいましたが、
わらじ館独自のクラウドファンディングは今も継続しています。

わたしもささやかですが支援させて頂いています。

ご協力いただける方は、
館長日記のこちらの記事にリターンなどのご案内がありますので、
ご覧になってみてください