きっかけは、大好きなマダムからの一言。
「ばさら邸でゆみこさんの施術を受けてみたいわ~」
名古屋から賢島駅までは近鉄で一本で行ける場所。
特急しまかぜの一番前の座席に乗って(180度広がるゴージャスな車窓です!)
優雅に出発をしました。
ばさら邸に行ったのも始めてでしたが、
今回はマダムからのご提案もあり、
「せっかく行くのだから別邸にしましょう」

別邸は2種類あり、
そのうちの「海里のはなれ」を選びました。
ここは、3部屋しかないのです。
行ってみてびっくりしたのですが、3部屋とも完全に独立しており、
一部屋ごとに一棟まるごとだったんです(°°)
つまり、一軒家が3つ並んでいます、みたいな感じです。お庭つきで。

お庭には、露天風呂がありました。
室内には、内風呂もありますが、
それ以外に、浴場もあります。
大浴場はないので、時間を予約しての貸し切り風呂になりますが、
貸し切り風呂が3つあるんです。
どのお風呂にしようか、迷ってしまいます笑
お風呂は、3つともコーディネートがまったく違うお部屋なので、
お風呂に入るためだけのお風呂ではなくて、
本当に空間まるごとを楽しめる環境でした。
「こんな自然の綺麗なところで過ごしていたら、
施術なんてしなくても良くない?」
と、一瞬よぎったのですが^_^
自分とこの家(いえ、部屋ですね)にもお庭に温泉があるので、
お風呂だけでお腹いっぱいになってしまいます。

さらに、お庭の奥にはもうひとつの建物があり、
中に入ってみると、このように岩盤浴になっていました。
床に寝っ転がる岩盤浴ではなく、
リクライニングチェアーになっている岩盤浴だったんです。
ここも自由に使ってもいいヒーリングルームなの???
なんて贅沢なのでしょう。

ラウンジ「時の家」に行くと、フリードリンクで、
静かな環境で読書も出来るようになっていました。
(最初は図書館かと思いました!)
宿泊するお部屋と、お庭と、ラウンジと、複数のお風呂だけで、
もう本当に十分なくらいなのに、
お料理もこちらの体質に対応してくださり、最高でした。

館内を移動するときも、「海里のはなれ」ですので、
いったん外に出ることになります。
移動の小道がまたとっても綺麗でね。
ダイニングに行く時も、
お風呂に行くときも、
館内着のまま移動してもいいのですが、
作務衣と、浴衣が用意されていて、
それにあわせて、靴下とぞうりとバッグまで用意されていたんです。
いつものポシェットはさすがに浴衣には似合いませんから、
用意されていたバッグにiPhoneと部屋の鍵を入れて持ち歩くことにしました。
部屋ごとに、まるごと一棟という別邸にも驚きましたが、
お食事会場でもあるダイニングもすべて個室、
お風呂も大浴場ではないので予約制、
お部屋のお風呂は二つあり、
フロントという領域もないのでロビーのように人が1カ所に集まることもない、
誰とも会わないんですよ。満室だったのに(笑)
コロナで世の中全体が自粛していた間も、
ここだけは休まずに営業を続けていたそうです。
むしろ、密を避けるために、
お客様がたくさん来ていたというお話を聞きました。
大自然の中の高級旅館。
そのわりに、名古屋からも大阪からも電車一本で来れる距離。
駅に着いたら送迎があります。
何から何までパーフェクトで、
今度は仕事じゃなくて、自分のために、
プライベートで訪れてみたい場所になりました。
いつものわたしは、
とても小さな空間で、バタバタと生きていますので、
そのバタバタ感が普通になってしまっています。
たまには最高のクォリティでサービスを受けるのは、大切なことですね^_^
施術にいらっしゃるお客様の立場を考えてもそう思うんです。
お客様も、色々な場で活躍されてるから、
その色々な場で味わった、余韻とか、ゆとりとか、、
そういう体験も持っている。
そういう土台があって、わたしの施術を受けてくださっているのなら、
そういう余韻を知らないでいるのは、
接客サービスの器も広がらないと思うから。
で、そんなこと抜きに考えても、純粋に素晴らしいです。
ホテルから一歩も出ずに、自然の中にいるのに部屋の中なんですという空間。
キャンプなどのサバイバルも楽しいですが、
優雅なひとときもゆったり楽しめる人でありたいです。
貴重な一泊二日をありがとうございました^_^
