先日、お客様の施術を終えた後、
玄関まで見送りに出た時のこと。
ドアポストに色々と入っていたのを気付いてくださって、
お客様「何かいっぱい入ってますよ?」
わたし「あら、散らかってて失礼しました(^_^;」
中に入っていたのは、amazonで購入した郵便物や、
マンション購入のご案内チラシや、
電気料金の明細書など。
電気料金を見て、びっくり驚かれてしまいました。
ほとんどが仕事で使ってるとはいえ、
ここの広さは、一般家庭よりも小さいです。
お客様から見たら、
想像されてた電気代よりも、はるかに上回ってる金額だったそう。
そうですよね・・・
実はここ、24時間、暖房入れっぱなしなんです。
施術を受けに来られるお客様は、
足湯中はガウンを着用して頂いてますが、
施術中は、バスタオル一枚で、ほとんど何も着ない状態ですから、
その状態で、寒くない室温を保っているので、
わたし自身もここでは薄着で過ごすようにしています。
薄着で過ごしていて、寒いなと感じたら、暖房を高く調整してます。
もともと、北海道で育ってきたせいか、
「寒くなったら着込む」ではなく、
「寒くなったら暖房を上げる」という習慣があります。
初めて本州の冬を過ごした時、
室内の寒さに驚きましたっけ・・
せっかく着込んでも、吸いこむ空気が冷たければ、
肺の中も硬くなるし、
自律神経に強烈な負担がかかるわ!!!
と。
忍耐も我慢も、そのうち慣れることかもしれませんが、
冬になるたびに、風邪をひくとか、お腹を壊すとか、
どうして世界は同じこと繰り返すんだろうって思ったんです。
自律神経に負担かけない温まり方をしてれば何も問題ないのにって。
それなら風邪をひいたとしても、回復が早いのにって。
寒い外を歩いてる時に、ポッポッとカラダが温まるのと違って、
室内で過ごす時は、カラダをゆったりさせたい時ですよね。
それなのに、室内でじっとしてたら寒くなるなんて、
わたしには絶対に無理!と思ったのと。
あとは、体感でも感じていた事ですが、
本当にカラダが温まる時というのは、
たくさん何枚も衣類を着ている時ではなくて、
皮膚と衣類の間の空気の温度が温まっている時。
何枚も着ている時は、外の寒さを防ぐことは出来ますが、
カラダが内側から温まるかどうかは、
皮膚の周りの空気をどれだけ温められるかも大事なこと。
何枚も着込んで、皮膚呼吸が妨げられていたら、
外の寒さを防ぐことをしてても、
カラダは温まってこないです。
皮膚の呼吸がスムーズじゃないから。
だから、
もしレッグウオーマーを着用するなら、
ぴったりフィットのものよりも、
ふわっとふくらはぎまで包むもののほうが、
空気の層が出来て、温まりやすいです。
元気な人は多少の負担は問題なくても、
ちょっとしたことで疲れやすい方は、
一部屋だけでもいいから、
薄着で過ごせる環境をひとつ用意しておくとだいぶ違いますヨ。
ちょっとしたことですけど、
本州の冬なんて短いですから。
その間だけ暖房費を奮発するという選択はどうでしょうかというご提案です。
節約が必要なところは他にもあるので、
それよりなにより、
カラダを丁寧に扱うことはすべての入り口。
ふだんから自分のカラダを丁寧に扱うからこそ、
他でしっかりと頑張れるのではと思ってます^_^
我慢してると、
次にも我慢しなければいけない出来事がやって来るだけなので^_^
本州の冬は短いです。春はもうすぐ・・・♪
※今回の写真は、先日歩いてきた富士山2合目付近です。雪景色がとても綺麗でした。