色々なお客様に来ていただいてますが、
やはり、身体って、人生を導いているものだなぁとつくづく思いますね。
そのお客様は、最近、再婚されました。
なんというか、、、
もう10年以上のお付き合いなのですが、
おもしろすぎる大どんでん返し的な展開。
結婚生活にピリオドをうちたいと思っていたけど、
なかなか離婚出来ずに悩んでいたはずが、
ある日、旦那様がどこでもドアを開いたかのような勢いで、
あっさりと家から姿を消しまして、
なぜそのようなことになったのかはわからないまま、めでたしめでたしと、
子どもたち(成人しています)との生活が始まりました。
その後、素敵な人と出会い、再婚することになったのです。
言葉にすると、あっさりしていますけどね・・
お客様がこの背景で取り組んでいたことは、
アスリートなみに鍛え続けていたトレーニングを一切やめたこと。
トレーニングをやめた時から、
ずっと幸せな気持ちが続いていることに気がついたこと。
これ、とても大きいと思うんですよ。
アスリート並みのトレーニングで幸せなら、
そのトレーニングを続けていたほうがいいと思うんですよ。幸せなら。
だけど、お客様は、ある日、気がついたそう。
トレーニングがあまりにも自然すぎて、当たり前すぎて、
その当たり前の感覚の中に、自分を閉じ込めていたことに。
自分が幸せかどうかを考えた時に、ふと我に返って、
幸せって何なんだろうって思ったそうです。
理想のコンディションを得るために、
あらゆる方面からの健康管理を徹底していた毎日に、疑問がわいたと。
ある日、トレーニングをやめる!と宣言しましてね。
その分、ユミコサロンに通う回数を増やしたい、って仰ったんです。
年代はわたしと同世代。
少しずつの適度な運動はとても大切な世代でもあります。
急にトレーニングを止めて大丈夫?って
わたしは最初は心配になりましたが、
もしそれで筋力が落ちても、
必要のない筋力は落ちていいと思ってます、とのこと。
日常生活で使う筋肉だけは維持出来るように気をつけますが、
今までのトレーニングでは、食べたい時に食べたいものを食べれなかったから。
これからの人生は、
自分が本当に求めてるものに対して、
もっと耳を傾けてあげたいです、とのこと。
コロナのおかげさまでしょうか。
行きたい場所に行くのも遠慮がちになり、
気軽に人を誘うこともできない今の時代には、
大事なことほど後回しにしちゃいけないというメッセージが託されています。
トレーニングをやめてからのお客様は、
日に日に、顔にツヤが出てくるようになりました。
厳しいトレーニングから解放され、
自由な時間を優雅に振る舞えて、
そんな時ですよ、旦那様が離婚届にはんこ押してくださったのは。
あんなにモタモタしていたのに、
わたしたちはびっくりでした。
これはもう、
身体のほうから積極的に全自動に作用して、
もっと良い環境を用意するからね!って
導いてくれたとしか思えない変化でした。
さらに、新しいパートナーとの出会いも、
ごくごく自然に発生しました。
自分の思考の中だけで、理想を考えていたのではありませんでした。
お客様ご自身の中で、
今が幸せかどうかだけを確認していたそう。
どんな小さなことも、
いつも我慢している日常生活があったら、細かくチェック。
そこを我慢じゃない気持ちになるためには、
自分には何が必要?
その必要な物を、自分で自分に与え続けていたそうです。
それでも結果が得られなかったら、それは「試練」かもしれないですが、
何もしないまま、「我慢」だけを続けることは、
身体が閉じてしまうことに気づかれたんですね。
幸せかどうかの確認も、
頭では確認できないです。
身体が動きやすいかどうか。
話しやすいかどうか。
見えやすいかどうか。
食べやすいかどうか。
身体にすべてを合わせていったそう。
お話を聞かせていただいて、わたしもとても嬉しかったです。
定期的なボディメンテナンスとして
通い続けてくれた中で、
ここ一番という時に、ボディを最優先することを選んでくださって、
ほんと嬉しかったですよ。
いざって時は、まずはボディ。
これは、いつもわたしが伝え続けていたことだったから。
これからもこれは変わらないです。
もし、ここを読んでくださってる方も、
本来なら実現出来るようなことでも、
ここ一番っていう時に、怖じ気づいて動けなくなったり、
タイミングがずれてしまうことがもし続いているなら、
ボディを整えることを最優先してみてください^_^
そこから先は、心身の調和があってこそ進んでいける世界だからです。
ステージが変わる時には、
身体もそのステージに合わせて調整が必要です^_^
