寒いところで薄着して我慢しろというお話ではないのですが、
厚着して身体が温まるものでもないというお話^_^


たとえば、、、寒い時に温かくなろうとして、
いっぱい着込んだわりには、さっぱり温まらないという経験はありませんか。

あるいは、温まっても息苦しいような体感だったり、
身体の可動域が広がるわけでもなく、
もこもこしていて、動きにくくて、狭くなっていく感じ。


眠る時に、靴下を4枚重ねて履いてます!!!って仰ってたお客様に、
すぐにそれをやめてみるようご提案してみました。

重ねるのは、靴下じゃなくて、
もし、どうしてもどうしても寒いのなら、
お布団の中で寝袋を重ねて使ってみるとか、
足首をタオルで覆うようにするなどして、
とにかく、眠る時は、
足そのものは裸足のほうがいいよってご提案してみました。


もう亡くなった方ですが、
ある登山家の女性は、
寝袋に入る時は、裸になるほうが温まると言ってた方がいて、
わたしもこれはおおいにうなずけることなんです。

わたしも寝袋を使う時は、厚着しません。

ダウンジャケットを着て眠るような時があっても、
ダウンジャケットの下は下着だけにしています。

そのほうが温まるからです。

温めるイコール厚着じゃないんです。

皮膚の呼吸が妨げられてしまうと、
熱を循環させる力も出てきませんから、
外気の冷気を防ぐことは出来ても、
内側から温まるわけではないんですよねぇ。。。

皮膚を、自由にしてあげよう。

身体を温めるためには、
皮膚のまわりに、温かい空間を作ってあげるの。

何枚も着込んでしまうと、そういう空間が一ミリもないのね。

皮膚は呼吸をしています。
何枚も着込んでいると皮膚も息苦しいはず。

温かい空間を作ってあげると、
皮膚はゆったりと、のびのびとして、身体に温かさを循環させやすいです。


登山の時も、
うちのトレーナーは、
冬の登山は、下着を着ないで、いきなりウェアを着ています。

下着をつけているときは、
「この下着だったら、どのような温まり方をして、
どのような汗で、どのような乾き方をするんだろう」という実験を兼ねて
歩いている時。


わたしも、日々実験で、
ここ数ヶ月でやめたことのひとつが、施術時に制服として着ていたワンピース。

動きやすくて、汚れてもすぐ落ちるし、
アイロン不要だったし、見た目もすっきり着痩せできて好きだったし、
見た目も施術する人っていう演出が出来てましたが、

体感がね、
NGだったんですよ。。

他のデザインはどうだろうと、色々と試しながら、
ずっと愛用していたのですが、
施術の時に着るウェアは、施術ユニフォームやさんで買うのではなく、
普通に私服やさんで購入するようにしました。

そのほうが、自分の皮膚がラクだからです。

皮膚がラクな状態で施術するほうが、
お客様にとって必要なバランスの取り方をわたしも受信しやすいのです。


皮膚って、色々な情報を運んできてくれると思っています。

この視点でいったら、わたしは本物のウール素材はあまり好きではなくて、
身体のテンションが若干落ちます。

逆に、皮膚が閉じられていく感じ・・・

ふわもこで可愛いんですけどね。

ウール「っぽい」くらいで、ちょうどいいんです。

自分と相性の良い素材も、
皮膚の呼吸を感じているとわかってくることが沢山あります^_^


というわけで・・

靴下を、2枚履いても温まらなくて、
3枚履いても温まらないなら、
次は4枚履くのではなくて、
靴下をかずに温まるとしたら、どんなふうに着ればいい?履けばいい?って、
違う視点も取り入れてみてほしいです。

室内であれば、
裸足の上にモコモコスリッパがちょうどいい人もいらっしゃいますし、

外であれば、
わたしは薄地のストッキング素材で足首までのブーツ履くほうが
足下はあたたかいです。

誰にも会わない用事で外出のときは、裸足に直接ブーツを履いています。
温かいんですよ、これがまた。

皮膚のまわりに、温かい空間を作ることが可能な形を考えます。


皮膚は物言わぬまま、せっせと細胞分裂して皮膚代謝をしてくれてて、
わたしたちの身体を守ってくれていますので・・

言語は持たないけれど、
意識は持っています。

だから、こちらも、
皮膚が少しでもラクな形はどんな形?って気持ちを寄せてみる。

皮膚を自由にしてあげましょ。

冬はもう少し続きますが、みなさま温かく過ごすことが出来ますように^_^

皮膚呼吸