ユミコサロンでも、登山に興味持つお客様が年々増えているので、
少しでも参考になれば。
山登り中に工夫していることを、まとめておこうと思いました。
ただ、わたしは富士登山をメインに続けているので、
一歩間違ったら滑落するような狭いトレイルを横切るとか、
両手も使わないと登れないようなクライミングではないので、
登山技術については、語れることは何もないです。

というわけで・・・
特別に鍛えていることは何もないです。
ただ、足腰の筋力が弱いと、膝の負担が大きくなるので、
日頃から極端な筋力低下を起こさないよう気をつけています。
(日頃からの運動不足やタンパク質不足には気をつけているということ。)
何度も、富士山を歩いているうちに、
気づいたことがあります。
低山ハイキングと違って、
標高が高いので、酸素も薄いので、
食事のタイミングが変わってきました。
時々、剣ヶ峰で見かけるんですけどね。
山頂ピクニック。
ビールも美味しそうです。
お天気の良い日は確かに気持ちいいし、
わたしも山頂で腰かけて、ゆっくり食事するの嫌いじゃないです^_^
だから最初の頃は、山頂で食べるものを持って、
それを山頂で食べることを楽しみにしながら歩き続けたものでした。
それまでの間にお腹が空いた時は、
行動食と言われるものを食べていました。
栄養バーだったり、ちょっとしたお菓子とか、スポドリなど。
ただ、富士登山をラクに登りたいと考えるようになってからは、
それらを一切しなくなりました。
今は、行動中、お腹が空いたら、おにぎりを食べます。
またはパンを食べます。
ポケットに入れてあるんです。
少しずつ食べているんです。
また歩いてるうちにまたお腹が空いたら、
またおにぎりを食べます。
またはパンを食べます。
行動食を普通の炭水化物にしておくだけで、
カラダがとってもラクなんです。
ご飯って、炊くときに水分も使ってるでしょう。
おにぎりをよく噛んで食べることで、
胃の中で水分として維持される作用を感じるんです。
標高の高いところでは、水分が命ですので・・。
そのため、富士登山中のわたしは、おにぎり合計4個くらいはペロリです。
おやつは持たなくなりました。
(非常時のために携帯してますが、行動食にはしてないです。)
そして水分として飲みたくなった時は、トマトとキュウリ。
ナルゲンボトルに入れて持っていきます。
スポドリは無駄に喉が渇くので飲まないようにしてます。
かといって、ただの水だけでは、利尿作用にしかならない時もあるので、
そんな時には野菜が一番ありがたくてね。
体内に水分として吸収される感じがしっかりあるから。
塩分タブレットは持たないです。
塩を持っていきます。
お茶はティパックを持っていきます。
水のほうが造血作用を感じるので、基本は水ですが、
疲労物質を抜きたい体感になった時は、お茶などのカフェインが心地良いので、
必要な時に飲めるようにパックのものでいつも持っています。
ナッツ類は食べないです。
腸が硬くなるのがわかるので、下山後の疲労回復が遅くなるのわかるの。
腹持ち良くて、高カロリーかもしれませんが、
そのカロリーを燃焼させるために体力を使うのもったいないのね、
酸素薄いから(笑)
噛んでみるとわかりますが、
噛んでも噛んでも粉々になったまま、固体のまま残っているでしょ、
口の中で。
水分を無駄に出来ないので、
噛んでも噛んでも残るものは、後から喉が渇くの
登山中は食べないように気をつけているんです。
そして、、、
登山行動中に、おにぎりまたはパンを食べながら歩いているので、
バテる機会も減ったのと、
山頂ピクニックが必要なくなったというか、、
登頂する頃には、カラダがラクに落ち着くので、
お腹空かないんですよ(笑)
トボトボペースですが、登ってる間が一番お腹が空いている!!
ということに気づいて以来、
このように変えたのです。
衣食住のすべてを持参して、何日もかけて縦走する登山では
また違ってくることも多いと思いますが、
わたしの場合は、日帰り富士登山でのお話です。
お食事は、出発前に済ませ、下山後に食べる。
登山中は炭水化物中心に、
すぐにエネルギーに変わるものを行動食にし、
栄養バーやスポドリは持たない。
練習かねて地元の低山を歩く時はまた変わります。
酸素が豊かな場所で、
こんなふうにおにぎりばっかり食べてたら、
カラダ重たくなっちゃうので!
酸素量と、消化量と、熱量と、運動量と、
様々なバランスがあって、
わたしの行き着いた結論が、
富士登山の時の行動食は、おにぎりがメインですということです^_^
いつも、歩きながらカラダを観察し続けています。
体力ない自分が、無事に登って無事に下山するためには、
どうやって登るかよりも、
いかに疲れないかを最優先するほうが大切なので。
体力ないなりのベストを尽くす。
どこまでカバー出来るかこれからも実験が続きます。
