歩く練習をしてきました。
時間を決めて、行けるところまで行って帰ってくるという登山です。
今回の富士山は、リハビリ兼ねてました。
富士山の練習は、富士山で行うのが一番いいんです。

実は、今年の夏は毎週のように富士山に行ってましたが、
その一方で、じわりじわりと膝に違和感を覚えていたんです、片方だけ。
その違和感が、時折、痛みに変わる。
下山の時だけね。
それも、2時間くらいの下山は大丈夫で、2時間以上過ぎてくると、
痛いなぁという感じで。
日常では何も痛くないので、忘れてるくらいで。
だから、ただの疲労かと思ってたのですが、
この2ヶ月、毎回、下山の時だけ痛み出すようになったので、
もし何か大きな原因が潜んでいたら怖いなと思って、
整形外科のお世話になったことがありました。
骨は異常なしでした。
綺麗な骨だね~って褒められたくらいで・・・
病名なし、治療なし、異常なし、
では、下山の時の痛みは???
「痛い時に来てください。」って言われたんですが、
下山が終わるともう痛くないので、
行きたいタイミングの時に、そこには病院がないんです・・・。
ということで、痛み止めなども処方されたんですけどねぇ。
異常がないってことは、治療も必要ないってことは、
もうこれは、病院の範疇ではないので、
自分で治すしかないわけですよ。
自分で作った痛みは自分で治す!

そこで、この2ヶ月間は、自分の足と対話を続けていました。
痛いか痛くないかは横に置いておき、足全体との対話です。
するとね、痛い場所には何もないんですよ。
痛い場所がココです!って言えるなら、ココなんでしょうけど、
実際にはそうじゃない。
膝全体が曖昧に痛いので、
ピンポイントでココですっていうのは見当たらない。
ってことで、
わたしは、これは、筋肉の老廃物だと思いました。
それなら関連部位すべてが観察対象です。
そこで見つけたのは、
足の内側に存在していた、薄い塊・・・。
薄すぎて、見た目はいたって普通ですし、わからないです。
でも、触れてみるとわかるんです、正常ではないということが。
これが膝の動きを制限していたんだな?と思ったので、
そこをひたすら温めることにしたんです。
温めるために、温熱療法器具も用いました。
ただ、筋肉の乾燥は防ぎたかったので、
ビセキexローションを患部にスプレーしながら、温熱療法器具を当てる、
この繰り返しを20分くらい続けていく。
仕上げにはビセキのクリームを。
最初はピクリともしなかったんですけど、
続けていくうちに、柔らかく融けていくようになりました。
温熱療法器具は毎日は使いませんでした。
使わない時は、ひたすら自分で自分に筋肉ほぐしを続けました。
でも長時間じゃないんです。10分くらいかな。
筋肉ほぐしは、少しずつ続けることと、毎日続けることを大事にしました。

それともう一つは、
足指の着地をしっかりと揃えることの訓練です。
着地の時に、足の親指が着地していないというだけで、
ふくらはぎも硬くなりやすいので。
ふくらはぎはお腹と通じていますし、
とくに、ふくらはぎの外側は子宮と通じています。
足裏も、ふくらはぎも、とっても大事な部位なんです。
ここ硬くなると、何も良いことないので(^_^;
そんなわけで、今年は、
富士山に行くたびに、足の具合をチェックしながらの下山をしてました。
少しずつ希望の光が差し込んでいたんですけど、もうひとがんばり!
そして今回も、
下山の時に痛みが治ってるかどうかテストのため富士山に。
5合目から8合目まで歩いてきました。
結果、どうでしょう。
おそるおそる下山を始めましたが、
昔のリズムが戻ってきてるのを実感しました!
おかげさまで痛みは完全になくなっていました!
変な癖がついていたのを修正中でもあるので、
筋肉の違和感がわずか残ってますが、ほぼ問題なしです!
次の富士山は、もう少し長く歩こうと思います。
自分の足で経験してみて、
初めてわかることがありますね。
高齢になるごとに、
膝痛や腰痛を当たり前にしてほしくないと心から思いました。
病院で異常ないと言われた人、わたしの他にいらっしゃるかな。
事実は痛いんだよね?
自分でケアしてみて思いましたが、
特別なことは何も必要なかったです。
いつもお客様にお伝えし続けていることを、自分にも念入りに続けただけ。
コリをほぐすこと。
温めることです。
この2点です。
痛み止めは飲みませんでした。
痛み止めって、血液の流れを止めてしまうの。
当然、痛みが取れます。
流れが止まるんですから。
でも、治癒のためには血液が必要なんです。
だから血行良くするといったん痛くなるのは普通なんです。
痛みがあるときに治癒力も上がっていくんです。
このことを知ってると、痛みそのものを観察しやすくなると思います。
そして、融けていく、融け始めるタイミングに気づくようになる。
融けていくリズムに合わせて、ほぐし続けていく。
この繰り返し。
ちょっとずつの時間でね。
積み重ねていくことが大事だから、
続けられないような大きなことはしないことがルール。
続けられる形で続けていくんです。
たま~に特別な治療を受けるのも良いかと思いますが、
日々の地味な積み重ねのほうが、ずっとずっと大事です。
誰も自分のカラダからは逃げられないからね。
大事にしてあげましょう。

追伸です☆
この痛みがこの時期に解決することを、
事前に予知してくださってた15年来の友人がいます。
霊的な側面からも守ったほうがいいとのアドバイスを頂き、
友人が護符を送ってくれました。
今回のリハビリ登山には護符も持参して歩きました。
ありがとうございました(*^_^*)